#author("2024-06-30T00:20:01+09:00","","") #author("2024-06-30T00:20:12+09:00","","") [[ExcelEx]] * PERT CPM [#s9f6b2bd] *** Takashi Yamanoue, Fukuyama University, 1 July, 2021. [#r593950c] https://www2.yama-lab.org/~yamanoue/wiki/ -- https://www2.yama-lab.org/~yamanoue/wiki/ - Calculate PERT CPM without VBA Macro ** グラフ理論を利用したプロジェクト管理 [#aec149dc] - プロジェクトの作業項目の依存関係と、それぞれの作業項目の必要時間から、最も時間がかかる作業経路(Critical Path)を見つけたり、並列度を計算したりすることにより、できるだけ短い時間・少ない人材で、プロジェクトを実施できるよう、計画を練る代表的なツール - &ref(PertCPM/pert-cpm-01.png,50%); - Excel シート...&ref(PertCPM/pert-cpm-ex01.xlsx); * 使い方 [#f457cdd2] ** 入力 [#e033f75c] - A5:A37 に、作業項目の番号を入力 - B5:B37 に、作業項目(何をするか?)を入力 - C5:C37 に、それぞれの作業項目に必用な時間を入力 - D5:G37 に、それぞれの作業項目の前に終了しておかなければならない作業項目(先行作業項目)の番号を入力(最大4項目) ** 出力 [#o75e1332] - O5:O37 に、それぞれの作業項目を終了するまでの、クリティカルパスを表示 - Q5:AP37 に、ガントチャートを表示 - Q4:AP4 に、その時間に並列で行われている作業数を表示 ** 重要な計算式 [#l82f838e] *** H5 [#kd1b1067] =IF(D5="","",VLOOKUP(D5,$A$5:$M$36,13,FALSE)) - D列からG列までは、その行の、先行作業項目の番号。H列からK列にかけて、それぞれの先行作業項目が終了するまでの時間を計算。 - この式を H5からK37の範囲にコピー *** L5 [#u68a0b36] =MAX(H5:K5) - H列からK列に書かれた、先行作業項目の終了時間のなかで最大のものを計算。 - この式を、H5からH37の範囲にコピー *** M5 [#gb0681d4] =C5+L5 - この行の作業項目の終了時間を計算 - この式を、M6からM37の範囲にコピー *** L5 [#p06ee8d2] =IF($A5=0,0,INDEX($D5:$G5,MATCH($L5,$H5:$K5))) - 直前の先行作業項目の中で、それが終了するときに最も遅くなる項目の番号を計算 - この式を、L6からL37の範囲にコピー *** O5 [#x46e7c01] "0" - O6の種 *** 06 [#jce1716f] =TEXT(VLOOKUP($N6,$A$5:$O$37,15,FALSE),"#")&"-"&TEXT($A6,"#") - その行の項目が終了するまでの、クリティカルパスを計算。 - この式を、O7からO37の範囲にコピー *** Q5[#kdebca83] =IF(AND($L5<=Q$3,Q$3<$M5),"■"," ") - その列の3行目の時間に、その行の作業が行われていれば、■を表示。 - この式を、Q5からAP37の範囲にコピー * 参考文献 [#q6815c41] - https://ja.wikipedia.org/wiki/Program_Evaluation_and_Review_Technique - DP... 以下のDPの最小時間の代わりに最長時間をもとめるようにすることでPERT/CPMの計算を実現しています。 -- http://www.yama-lab.org/excel-ex/index.php?DP - Kala C. Seal,A Generalized PERT/CPM Implementation in a Spreadsheet, &br; INFORMS Transactions on Education 2(1):16-26. https://doi.org/10.1287/ited.2.1.16, 2001 -- This is also a set of the spreadsheets without VBA macro. -- https://pubsonline.informs.org/doi/pdf/10.1287/ited.2.1.16 ---- #counter